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ゴキブリの駆除方法!個人ができる対策と業者に依頼できる駆除作業
この記事を書いた人:坂田 和徳
この道34 年で施工実績30,000 件以上の職人社長!
ゴキブリ・シロアリ・ネズミ駆除の専門家。
徹底的な調査とヒアリングによって他業者様には難しい案件も多数請負。
害虫駆除に加え経営・集客に関するアドバイスも可能。
こんにちは。バックスの坂田です。
突如現れる黒い物体「ゴキブリ」は、私たちを恐怖に陥れますよね…!ゴキブリは、見た目や動きが気持ち悪いだけではなく、病原菌の媒介やアレルギーの原因に、そして機械類に侵入して内部の配線等を切断・破壊したりすることもありますので、なんとしても駆除しておきたい害虫No.1ではないでしょうか。
そこで今回は、ゴキブリの特徴と被害から、個人でできる予防・駆除方法、業者に依頼できる駆除作業に至るまで、徹底的にご紹介します!
ゴキブリの特徴と被害
ゴキブリの特徴
ゴキブリは群れをなして生活しており、暗くて暖かく、湿気が多く、狭い場所を好みます。寒さに弱いですが、冬になっても暖かい家屋内やビルに潜んでいます。
夜行性で、暗いところでも周囲の食べ物や天敵の存在を敏感に察知することができます。
脚が発達しているため走るのが早いですが、飛ぶ能力は高いとはいえず、短距離を直線的に飛ぶ程度です。
大変な雑食性で、食べかすや動植物の遺骸はもちろんのこと、仲間の糞(フン)、人間の垢、毛髪、油まで食べます。
日本で現れるゴキブリは4種類います。日本で見かけるゴキブリは、クロゴキブリとチャバネゴキブリがほとんどです。
それぞれの特徴をご紹介します。
①クロゴキブリ
全国の一般家庭でよく見られるのがこのクロゴキブリ。
大きさは30~40mmほどで、黒褐色をしています。
クロゴキブリは屋外でも生息することができ、自ら家屋や店舗内に侵入してきます。
②チャバネゴキブリ
全国のビル・飲食店などでよく見られるのが、このチャバネゴキブリです。背中が擦るか擦らないかというくらいの狭い場所を好みます。他のゴキブリと比べると11~15mmと小さいですが、恐ろしいのが薬剤に対して抵抗性を持つものも出てきていることです。色は黄褐色です。
チャバネゴキブリは屋外では生きられないので、人や物を介して移動します。宅配便利用の増加などが要因となり、チャバネゴキブリが一般家庭に現れるケースも増えています。
③ヤマトゴキブリ
日本国有種で、北海道、本州に生息しています。屋内だけでなく、屋外でも見られます。
大きさは25~35mmほどで、クロゴキブリよりもひとまわり小さく、色はさらにはっきりとした黒色です。雌については、腹部の中央までの短い羽がついています。
④ワモンゴキブリ
元々は暖かい南九州から沖縄に生息していたワモンゴキブリですが、今では温暖化などの影響により全国で見られるようになってしまいました。
日本で見られる屋内性ゴキブリの中では最も大型で30~45mmほどあり、色はクロゴキブリと比べて茶色っぽいです。
ゴキブリの被害
ゴキブリの最も大きな被害は、その見た目による不快感です。
実はそれ以外にも病原菌の媒介やアレルギーの原因になったり、機械類に侵入して内部の配線等に危害を加えることもあります。これらの被害は、ゴキブリが原因だと気がつくのが難しく、そもそも被害自体に気がつくのも難しいものです。
また、飲食店でゴキブリが発生した場合、お客様が保健所に連絡し、検査のために休業しなければならなかったり、イメージの悪化につながってしまったりする可能性もあります。
ゴキブリの発生は、直接見かけること以外にも、ゴキブリの糞やシミでも気がつくことができます。不自然な場所で、調味料のブラックペッパーのような塊を見つけたら、それはゴキブリの糞かもしれません。大量の糞がたまると、シミができる場合もあります。
ゴキブリを発見した場合の、応急処置の手順
目の前に現れたゴキブリを、自分で駆除する方法をご紹介します。
①スプレー式殺虫剤
一般的なゴキブリ駆除方法といえば、スプレー式殺虫剤。ゴキブリ専用や凍結させるものなど種類も多いです。
毒性のある成分を含んでいるものが多いため、小さな子供がいるご家庭などでの使用は注意が必要です。
また。退治した後の死骸を処理しなければならなかったり、そもそもスプレーを吹きかけるのが難しかったりといった欠点もあります。他の対策と併用しましょう。
クロゴキブリか、チャバネゴキブリかによって、実は最適な殺虫剤の種類が違います。薬の耐性があるのはチャバネゴキブリですので、クロゴキブリの場合は特殊な薬剤は不要です。クロゴキブリの殺虫剤は安価なもので十分です。
②粘着式捕獲器
ゴキブリを誘引する粘着剤によって、ゴキブリを捕獲するグッズです。直接ゴキブリの死骸を処理する必要はありませんが、中を覗くのは恐ろしいですね…。
③設置型やまちぶせ型の殺虫剤(ベイト剤)
こちらは、侵入を防ぐだけではなく、屋内にいるゴキブリを駆除するのにも効果的です。
こちらもスプレー殺虫剤と同じく、クロゴキブリか、チャバネゴキブリかによって、最適な種類が違います。薬の耐性があるのはチャバネゴキブリですので、クロゴキブリの場合は特殊な薬剤は不要です。クロゴキブリの設置型殺虫剤も、安価なもので十分です。スーパーやドラッグストアで販売されている最も安いホウ酸団子で十分効果があります。
④燻蒸タイプの殺虫剤
家中のゴキブリを一気に死滅させたいというときに効果的なのが、燻製タイプの殺虫剤です。殺虫剤が部屋中に行き渡り、家具や家電の隙間に隠れているゴキブリまで退治してくれます。
ただし、使用中は外に出なければならなかったり、観葉植物や家電製品にカバーしなければならなかったり、多少の準備が必要です。
ダニなども一緒に退治してくれますが、ゴキブリの卵には効果がありませんので、定期的に使用する必要があります。
こちらもスプレー・設置型殺虫剤と同じく、クロゴキブリか、チャバネゴキブリかによって、最適な種類が違います。薬の耐性があるのはチャバネゴキブリですので、クロゴキブリの場合は特殊な薬剤は不要です。クロゴキブリの設置型殺虫剤も、安価なもので十分と考えてください。
業者が行う対策(アフターサービスまで解説)
業者に依頼した場合の、一般的な対策についてご紹介します。
①ゴキブリの生息場所を特定する調査
まずはゴキブリの生息場所を特定します。家具や家電の裏や下、クローゼットの中など、食品がないところ、こんなところにはいないだろうと思うところも含め、ありとあらゆる場所を徹底的に調査します。クロゴキブリの場合は、床下に発生源があることも多いです。この調査をどれくらいしっかりと行うかによって、完全駆除ができるかどうかが変わります。ゴキブリは、家電や飲食店の厨房機器などの中にも潜んでいるので、完全に駆除するためには全て分解して調べる必要がありますが、ここまでやってくれる業者は少ないです。
バックスでは、必要があれば家電や厨房機器をばらし、重たいものは専用のジャッキで持ち上げ、徹底的に駆除を行っています。
②薬剤を使用した駆除
燻煙式、ベイト式(毒餌)など、薬剤を使ってゴキブリを駆除します。メインとなるのが毒餌を使った駆除で、どのような餌を使うかが業者によって異なり、効果に差が出る部分です。また、設置場所も重要なポイント。ゴキブリの生息場所を見つけ出すとともに、家の構造などから移動ルートを推測し、最適な場所に薬剤を設置することで効率的に駆除を行います。
③消毒、清掃
ゴキブリの再発生を防ぐために、徹底的に清掃を行います
④隙間の閉塞
ゴキブリは小さいので完全に全ての隙間を防ぐことは難しいですが、可能な限り侵入してくる可能性がある出入り口を物理的に塞ぎます。この作業をしっかりと行うことで、再発を防ぐことができるのです。
⑤アフターフォロー
多くの場合、作業後6ヶ月や1年といった一定期間の保証があります。保証期間内にゴキブリが発生した場合は、割引価格や無料で再施工をしてもらえるというものです。
バックスでは、防除・駆除効果に自信を持っていますので、100%防除・駆除できなかった場合には費用をいただいておりません!
業者に頼んだ失敗例
せっかく業者に依頼したのに再発生してしまった…必要以上の費用を支払うことになってしまった…なんてことも、残念ながらよく耳にします。
他の業者に頼んで失敗し、バックスにきてくださったお客様の事例をご紹介します。失敗例を知り、確実で無駄のないゴキブリ防除・駆除をしてくれる業者選びの参考にしてください。
面倒なポイントは無視して、完全駆除ができない
何度も業者に依頼しているのに、完全駆除ができないことがあります。これは、重たいからと動かすべきものを動かしてチェックをしなかったり、家電や厨房機器のなかに住み着いたままだったり、ゴキブリの生息場所を特定し、駆除ができていないことが原因です。厨房機器などを分解することは破損や賠償のリスクがありますので、やりたがらない業者も多いです。毒餌の効果が低いことも一つの原因となります。
同じ業者に何度お願いしてもダメだった方からバックスにご依頼をいただき、解決できた事例も多いんです。施工内容や実績をよく聞いて、技術力の高い業者に依頼するようにしてください。
不必要な作業で高額の出費
ゴキブリが1匹出現したら、30匹も100匹も存在している…そんな恐ろしい話を聞いたことがある人も多いと思います。これは決して嘘ではありませんが、絶対でもありません。例えば、外部から1匹のクロゴキブリが侵入しただけの場合、それを殺虫スプレーで退治できれば駆除完了なのです。しかし、1匹出たことで慌てて駆除を依頼し、「しっかり駆除しないと、大量発生しますよ!」などと言われて、不要な作業まで提案され、高額の出費になってしまうケースもあるのです。同じ害虫駆除業者として、こうした詐欺のような提案はなくなって欲しいと強く願っています。
実際の被害状況を正しく把握し、正直に伝え、必要な作業を最適な価格で実施してくれる業者を選びましょう。
施工により電化製品などが故障
殺虫スプレーをかけることで故障してしまう機器もあるので、ノウハウを持っていない業者が作業したことで、故障させられてしまうケースがあります。スキルの高い業者であれば、どこにどんな薬剤を使えばこうした被害を発生させずに駆除ができるかを熟知しています。
バックスでも、もちろんこうしたノウハウを持っておりますので、場所に合わせた最適な方法で防除・駆除を行なっています。
おおよその見積もり
部屋の広さや施工内容によって異なりますが、
1R〜2K:20,000〜30,000円程度
1LDK〜2LDK:30,000〜50,000円程度
3K〜3LDK:40,000〜60,000円程度
4K〜4LDK:60,000〜80,000円程度
が目安です。
飲食店などの場合は、50,000〜150,000程度かかるでしょう。
定期メンテナンスの場合は、月々6,000円〜2万円程度です。
家の構造や被害状況によって、侵入防止対策でコストをかけるよりも、定期メンテナンスをした方が効果も高く、費用が安いケースがあります。一様の形式ではなく、その家や店舗にあった提案をしてもらえる業者を選びましょう。
バックスでは、本当に必要な施工を高い技術で無駄なく行っており、他の業者さんで被害が治らなかったケースのご相談にもお応えしております。
1回施工 6ヶ月保証 ¥60,000~
年間管理 年2回施工 ¥80,000~
高ければ良い、安ければ良いわけではありません。金額が高すぎると利用者が減ってしまうことから、施工内容を簡素にして安く見せている業者もあります。施工内容や実績、保証内容をよく比較した上で、信頼のできる業者に依頼してくださいね。
個人でもできる予防策
家の中でゴキブリに遭遇してしまったら、それこそ大騒ぎになってしまう人も多いと思います。そうならないためには、まずゴキブリを侵入させないための対策を取りましょう。
業者が行うような対策を個人で行うことは難しいですが、できることはあります。個人でもできる予防策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
ゴキブリの侵入経路と予防策
*玄関
人が出入りするときに扉を開けたその瞬間、ゴキブリは何食わぬ顔で一緒に侵入してきます。
予防策
出入りの際は、できるだけ短時間で扉を開閉し、扉に隙間がある場合は埋めてしまいましょう。
*窓、ベランダ、通気口、換気扇、エアコンのドレンホース
窓の隙間や、網戸の隙間などから侵入します。
4階以上であればゴキブリはあまり現れないといわれることもありますが、それは飛んで入ってくる場合のお話。実際に、様々なものをつたって4階5階に現れることもあります。
通気口や換気扇、エアコンのドレンホースなどの小さな隙間も、ゴキブリであれば入り込むことが可能です。
予防策
網戸、換気扇、通気口などは、隙間を埋めましょう。
扉と床との隙間をテープで埋める、網戸を修理したり隙間テープを貼ったりする、換気扇や通気口は虫除けフィルターに貼ると効果的です。通気口の周囲にヒビが入っている場合は、パテで埋めてしまいましょう。エアコンのドレンホースは、専用のキャップや、ストッキングなどでカバーすると良いですよ。
隙間テープや虫除けフィルター、パテはホームセンターや100円ショップなどでも手軽に購入することができます。
*排水口、排水溝
暗く湿気の多いところを好むゴキブリは、キッチン、洗面所、お風呂場、洗濯機などの排水口・排水溝からも侵入します。お風呂場で裸になったときにゴキブリと遭遇なんてことにもなりかねません。
予防策
水が流れている間は侵入してこられませんので、使わない時にだけ蓋をしたり、ゴキブリが侵入できないような細かい網目のカバーをしておいたりしましょう。
アパートやマンションで空き部屋ができている時には、全ての排水口をガムテープで塞いでおくと良いですよ。
*ダンボール(宅配便などの荷物と一緒に)
段ボールは、ゴキブリの隠れ場所に最適。段ボールの外側だけはなく、隙間から中に侵入していて、荷物を開けたときに飛び出してくるなんとこともあります。卵が産み付けられていて、後々孵化するということもありますよ。特に野菜などの食品が段ボールで届いたときには注意が必要です。
最近では、レジ袋が廃止になったことにより、スーパーなどで空きダンボールを袋代わりに利用する人が増えており、それが原因でチャバネゴキブリが侵入するケースがあります。
予防策
ダンボールは、中身を出したらすぐに処分しましょう。家の外で開けて中身を確認してから、家の中に持ち込むとより安心です。
*おしぼりケース(飲食店)
飲食店では、おしぼりケースと一緒にゴキブリが持ち込まれるケースも多いです。汚れたおしぼりの回収ボックスにゴキブリが集まり、それを回収する業者はそのままトラックに積み込みます。そのトラックには新しいおしぼりも一緒に積み込まれていることが多いので、そこにもゴキブリがついてしまうのです。
予防策
汚れたおしぼりを密閉容器で回収するとともに、新しいおしぼりが届いたときには、ゴキブリがいないか確認しましょう。
その他のゴキブリ予防策
・こまめな清掃
ゴキブリは不衛生な場所を好みます。
最も効果的なのは、こまめに清掃をして、清潔に保つことです。
・整理整頓
掃除をしやすくするため、ゴキブリの隠れ場所を減らすため、整理整頓もゴキブリ予防の重要なポイントです。
・設置型やまちぶせ型の殺虫剤(ベイト剤)の設置
ベランダやプランター、下駄箱など、屋外や玄関に近いところでゴキブリを食い止めるためには、設置型やまちぶせ型の殺虫剤(ベイト剤)を置きましょう。これで、室内で生きたゴキブリを目にする可能性を減らすことができます。
また春先、床下に毒餌を設置することで、梅雨から夏にかけての大量発生を防止することができますよ。床下へは、くん煙剤タイプの殺虫剤の使用もオススメです。
・エアゾールタイプの殺虫剤の撒布
エアゾールタイプの殺虫剤を吹きかけておくことで、ゴキブリを寄せ付けないようにバリアを張ってくれます。玄関やベランダはもちろん、キッチンや冷蔵庫の裏、洗濯機の下など、ゴキブリが侵入しやすい、発生しやすい箇所に予め噴射しておくことで、ゴキブリの侵入を防いだり、遭遇率を減らしてくれます。効果は、1ヶ月程度持続するものが多いです。
・食品の密閉管理
封の開いた食品や生ゴミはゴキブリの格好の餌食です。食べかけの食品はしっかり密閉する、生ゴミのできるだけ早くまとめてゴミ袋の口を縛り蓋のついたゴミ箱に入れましょう。
まとめ
ゴキブリは「生きている化石」と呼ばれるほど、古くから絶滅せずに生き残っている非常に駆除が難しい害虫です。侵入を防ぎ、定期的にいくつかの方法を組み合わせて駆除策を講じても、またゴキブリに遭遇してしまったということも少なくありません。自分での防除がうまくいかない時は、一度プロに相談してみることをお勧めします。
業界では8〜9割駆除できれば良いという考え方が基本になっていますが、10割の駆除を行ってくれる業者もあります。この9割か10割かの差が非常に大きいので、本気で駆除を行いたいという方は、是非こうした業者を利用しましょう。
バックスでは、多少会社の負担が増えてしまったとしても、 10割の効果にこだわって施工をしていますので、安心してご依頼ください!