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ケムシ(毛虫)の特徴と効果的な駆除対策とは?

この記事を書いた人:坂田 和徳

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この道34 年で施工実績30,000 件以上の職人社長!
ゴキブリ・シロアリ・ネズミ駆除の専門家。
徹底的な調査とヒアリングによって他業者様には難しい案件も多数請負。
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温かくなると現れるようになるケムシ。基本的には人を襲ってくることはありませんが、知らずに触ってしまったり、上から降ってきたり、風に飛ばされてきたりして毒針毛に刺されてしまうこともあります。強い毒性のあるケムシもいますので、注意が必要です。ガーデンニングなどをしている方にとっては、ケムシにより草花の葉が食べられてしまうのも悩みの種ではないでしょうか。

そこで今回は、ケムシの特徴と、その効果的な駆除対策をご紹介します。

 

 

1.ケムシの特徴

ケムシとは、チョウや蛾の幼虫のうち、毛やトゲがはえている虫のことをいいます。毛の少ないものが、イモムシと呼ばれていますが、中には、どちらか明確に判別がつかない幼虫もいます。

チョウや蛾の幼虫のうち、ケムシに分類されるのは20%程度といわれています。

ケムシといえば毒を持っていると思う人が多いと思いますが、実は20%のうちの2%ほど。見た目がグロテスクなものも多いですが、実はほとんどの毛虫は無毒です。

 

・活動時期

4月~11月の間に、2~3回程度大量発生します。

ただし関東より北のエリアでは、6月~9月頃に発生します。

 

・餌

毛虫は様々な草木の葉や、野菜の葉を餌として食べますので、これが被害の原因となります。

 

・生息場所

種類によって、多少は野山に多い、街中に多いなどの特徴はありますが、草花、野菜、花木、庭木、果樹などほとんどの植物に生息していています。

 

・繁殖能力

種類にもよりますが、3月~11月頃のうち年2、3回繁殖します。5~6月、8~9月の2回が多いです。

樹木の葉裏などに卵を大量に産みつけるのが特徴で、人間を含めた敵に見つからないと、そのまま大量に孵化してしまいます。敵に見つからないように、柔らかい葉がたくさん茂っている木に産卵することが多いです。秋に産卵されたものは、繭の中で越冬する場合もあります。

 

・家庭で見かけることが多いケムシの特徴

家庭で見かけることが多いケムシの特徴を、毒あり、毒なしにわけてご紹介します。

 

<毒あり>

・チャドクガ

都市部で最も問題が大きいといわれているのが、チャドクガです。茶の葉を好むことから、この名前がついています。茶と同じツバキ科の樹木であるツバキ、サザンカなどによく発生します。

体長は2530㎜。色は、初めは淡黄褐色で、成長すると頭は黄褐色で体全体は黒色、背中部分に黄色っぽい筋模様が入るようになります。そして白と黒の長い毛が生えています。この長い毛で人を刺すのではなく、刺すのは0.1m程の非常に短い毒針毛であり、これは50万本もあります。この毒針毛はケムシが脱皮した殻や、繭にも含まれています。

ドクガよりは毒性が弱いものの、毒針毛に触ってしまうと赤く腫れ上がり、激しい痒みが起こります。2週間程度症状が続くことが多いです。

刺された時には痛みはないので、庭仕事をしている間に知らぬ間に刺されていて、あとで痒みなどが出てきて初めて気がつくことも多いです。

 

・ドクガ

毒性の強いケムシとして有名なのが、このドクガです。

ドクガは、チャドクガよりも毒性が強いので、注意が必要です。サクラ、クヌギ、ウメ、バラ、カキの木などに発生することが多いですが、その他あらゆる草木に発生します。

体長は3540㎜。体全体は黒色で、頭からお尻にかけてオレンジ色の縞模様が入っていて、とても派手な見た目です。成長するにつれて、その色は濃くなります。そして、体には長い毛束が生えています。この長い毛だけではなく、短い毛にも毒があり、毒針毛の数は600万本もあります。チャドクガ同様、この毒針毛はケムシが脱皮した殻や、繭にも含まれています。

刺されると、チャドクガより激しい赤い発疹や痒みが現れます。2週間程度症状が続くことが多いです。

 

・イラガ

サクラやウメ、アンズ、カキの木などの果樹の葉を好んで食べますが、こちらもドクガ同様、その他あらゆる草木に発生します。

体長は2025㎜と少し小ぶりですが、横幅があります。

体全体がライムグリーン色で、体中にトゲトゲがついた突起が複数ついています。背中に模様がついた種類もいます。

ドクガやチャドクガは痛みよりも痒みが長く続きますが、イラガは刺された瞬間に激しい痛みを伴います。しかし、痒みなどの症状は早めに改善することが多いです。

 

<毒なし>

・マイマイガ

糸でぶら下がる習性があることから「ブランコケムシ」とも呼ばれていて、とてもよく見かけるケムシです。

基本的に毒はありませんが、産まれたばかりの幼虫には毒があるという報告もあるようです。

サクラ、ウメ、クヌギ、クリ、ニレの木などの果樹の葉を好んで食べますが、その他多くの草木に発生します。

体長は30㎜程度です。頭部は黒く、体は暗褐色で、胸の部分に白色の大斑があります。また背中部分には、白色か黄白色の斑紋とオレンジ色の斑紋が交互にならんでいます。

毒はありませんが刺されると痛いですし、草木の葉を食べることで害を及ぼします。

 

・アメリカシロヒトリ

アメリカシロヒトリは、その名の通りアメリカからの外来種です。

サクラ・やなぎ・ポプラなどの広葉樹の葉を好んで食べますが、その他にも幅広くの草木に発生します。

体長は30㎜程度です。背中部分は灰色で側面は黄色をしています。そして、白くて長い毛が生えています。

毒はありませんが、草木の葉を食べることで害を及ぼします。

 

・オビカレハ

オビカレハは、テントのように糸を張って群がることから、無毒で毛も柔らかく安全ですが、とても嫌われているケムシの一つです。

サクラ、ウメ、モモ、リンゴ、ヤナギ、バラの葉を好んで食べます。

体長は60㎜程度と大きく、水色っぽい体の色に、オレンジの帯模様があり、白く長い毛を持っています。

毒はありませんが、草木の葉を食べることで害を及ぼします。

 

 

2.ケムシの発生を防ぐ方法

毛虫は、発生してしまうと厄介です。発生してしまうのをできるだけ防ぎましょう。

 

<卵を見つけて駆除する>

葉の裏に卵を産みつけることが多いので、庭木の葉の裏を定期的に確認し、卵のうちに葉をちぎったり枝を切り落としたりして駆除してしまいましょう。

 

<卵を産み付けられないように、適度に剪定を行う>

葉が生い茂っている木は、敵に見つかる可能性が低く、産卵場所に選ばれてしまいやすいです。庭木は適度に剪定を行うようにしましょう。

 

<ケムシ予防剤や木酢液を散布する>

ケムシ予防剤には、木の根本や、葉や枝に直接かけるタイプがあります。毛虫が発生する時期より少し早めに、散布しておきましょう。

葉に予防剤の成分が行き渡っていると、孵化したケムシがその葉を食べることで駆除できます。

薬剤を使いたくない場合は、木酢液を散布する方法もあります。予防剤と違い効果は2週間程度しか持続しないので、定期的に散布する必要があります。

 

 

3.ケムシの駆除する方法

幼虫になってしまったケムシには、殺虫剤を吹きかけて駆除します。

スプレーによって毒針毛が飛散することがあるので、長袖長ズボン、フェイスシールドなどを装着して駆除を行ってください。

成長した毛虫は、毒に耐性があるものも多いです。

その場合は厚手の手袋や箸などで捕獲し、焼却や熱湯処理で駆除しましょう。

 

 

4.まとめ

ケムシは大量発生することも多く、そうなると自力で駆除するのは難しいです。また、葉の裏などの卵を探すのも難しく、高所での作業は危険を伴います。

自分では難しいと感じたら、無理せずにプロの業者に相談してみてください。徹底的に駆除、防除をしてもらった方が安心できると思いますよ。

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