クマネズミ
運動能力が1番優れていて、警戒心も強く、駆除は難しく業者も手を焼く。しっぽを使いながらの綱渡りが得意。家でいえば電線類からいきなり屋根の上に来るので、どこからでも家には侵入してくる。3次元的対応が求められる。
ドブネズミ
ドブネズミといわれるくらいなので、普段は、下水や地面の中に生息している。運動能力は、クマネズミに比べると相当劣るが、齧る能力は、クマネズミの何倍も優れている。鉄類で封鎖した箇所でも、齧ることが可能な場合は、齧られて突破されてしまう。2次元的対応で良かった種だが、名古屋市内の市街地では、運動能力も優れている種が生き残り、近年は、天井裏に当たり前に上るようになってしまい、3次元的対応が求められるようになった。
ハツカネズミ
他の2種に比べると、生息は田畑がある農村部に限定される。大きさも小さくおとなしい種ではある。
他の2種に比べると、体液が少ないため、死んだ場合でも多少悪臭はするもののウジが湧くことはあまり無い。この種も2次元的対応で良かった種だが、運動能力の高まりと、壁の中にグラスウールの断熱材を使用することにより、天井裏に上れるようになり、壁の中や天井裏の断熱材に巣を作ることが多くなってきており、こちらも3次元的対応が求められるようになった。