-毒を持つヘビ-
マムシ
北海道から九州まで全国に生息しています。
体長は約40〜65cmで、他の毒ヘビ2種類と比べると小さいです。
羽生同様に先端が尖っていて、三角形に近い頭の形をしています。瞳孔は鋭く、縦長です。体色は全体的に茶色で、茶褐色〜黒色の丸い模様があります。
ヤマカガシ
本州以南に生息しています。
体長は約60〜150cmです。比較的丸く細長い頭をしていて、丸い瞳孔をしています。小さなヘビであれば、可愛らしい顔立ちをしているとも感じられるかもしれません。
体全体が赤みを帯びていて、黒い斑点があり、首の周りに黄色いリング状の模様があるという特徴があります。ウロコにはツヤがありません。
ただし、体色は成長段階や個体、地域によって違いがあるため、判別が難しいです。特に西日本には無毒のアオダイショウとよく似ている個体がいるため、注意が必要です。
ハブ
沖縄や奄美大島など南の地域にのみ生息しています。
体長は約100cm~200cmで、大きい個体では全長250cmのものも発見されています。先端が尖っていて、三角形に近い頭の形をしています。瞳孔は鋭く、縦長です。体色は白色〜黄色に黒い網目模様がついています。ウロコの目が細かいので、他のヘビと見分けるポイントになります。