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ハエの特徴と効果的な駆除対策とは?

この記事を書いた人:坂田 和徳

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この道34 年で施工実績30,000 件以上の職人社長!
ゴキブリ・シロアリ・ネズミ駆除の専門家。
徹底的な調査とヒアリングによって他業者様には難しい案件も多数請負。
害虫駆除に加え経営・集客に関するアドバイスも可能。

キッチンやトイレなどに発生して、ブンブンと嫌な音をたてて飛ぶハエ。

トイレが水洗化され、ゴミ収集が行われるようになったことなどから衛生環境が整い、見かけることは少なくなりました。

特に室内で見かけることは減っているかもしれませんが、完全に0になったわけではありません。発生してしまった場合は人に不快感を与えるだけではなく、赤痢・コレラ・チフス・ポリオ・O-157など60種以上の病原体を媒介するため、健康被害に繋がる可能性のある害虫なのです。

 

そこで今回は、ハエの特徴と、その効果的な駆除対策をご紹介します。

 

1.ハエの特徴

ハエ目に属する昆虫のうち、ハエ亜目(短角亜目)環縫短角群ハエ下目に属する種の総称です。室内に発生しやすい小さなチョウバエとは同じハエでもグループが異なります。

日本には約3000種類のハエが生息し、そのうち病気を媒介する特に厄介なハエは約100種類います。日本でよく見かけるハエの種類は「イエバエ」「ニクバエ」「クロバエ」ですが、室内で見かけるハエの多くは「イエバエ」です。

 

・活動時期

初夏(6月~7月)や秋(9月~10月)に活発に活動します。

暑い時期は、発生が少なくなる傾向にあります。

 

・生息場所

日本全国に分布していますが。寒さに弱い種類もいます。

室内では、キッチン、リビング(ダイニング)、トイレによく発生します。

キッチンには生ゴミ、リビングには食べ物、トイレは排泄物と、ハエが好む餌がある場所に集まってくるのです。

 

・見た目の特徴

ハエは、コンパクトな胴体にしっかりとした前羽がついています。しかし後羽は飛翔能力が低下して変形した平均棍になっています。触覚は短いものが多いです。

単眼と複眼がついており、複眼は約4000もの個眼に分かれています。

「イエバエ」「ニクバエ」「クロバエ」それぞれの外見的特徴をご紹介します。

 

「イエバエ」

体長:69mm

体色:灰色、褐色(腹部は黄褐色)

胸部に黒い縦縞がある。

イエバエより一回り小さいヒメイエバエも室内に発生することが多いです。

 

「ニクバエ」

体長:814 mm

体色:灰色

胸部にはっきりとした黒い縦縞がある。

 

「クロバエ」

体長:714mm

体色:黒色

丸みを帯びた形をしている。

 

・餌

ハエの餌は、動物の排泄物や死骸、腐った食品などです。このような腐敗植物質からたんぱく源を摂取しています。

イエバエは腐った食品や動物の排泄物を主な餌とし、ニクバエは動物の死骸を好み、クロバエは動物の排泄物を好みます。

 

・繁殖能力

ハエは非常に繁殖力が強いです。

羽化後45日すると産卵できるようになり、イエバエであれば1回に50150個の卵を生息エリアに直接産みつけます。

一度に産む卵の量がもっと多いハエもいます。

メスの寿命は1ヶ月程度で、その間に多ければ6回程度産卵するため、500以上の卵を産むことになるのです。

その上、乳白色・長楕円形の卵は1日程度で孵化し、幼虫(うじ)期間は79日程度、さなぎ期間は410日程度なので、早ければ2週間以内に成虫になってしまうのです。

繁殖力が最も高まる温度は30度前後なので、初夏や秋にハエが増えてしまうことになります。

 

・身体能力

ハエは非常に飛翔能力が高いです。高速で飛ぶこともできれば、ホバリング(空中で同じ場所に停止すること)も得意です。急激な方向転換もできます。

また、ハエの足からは粘液が出ており、天井や壁、窓などにも容易に止まることが可能です。

さらには複眼がついているため、動体視力が優れています。視力が良いわけではありませんが、人間の攻撃をかわす力に長けているといえるでしょう。

 

2. ハエの発生を予防する方法

一度ハエが発生すると厄介です。ハエが発生しにくい環境を作ることが大切です。

 

<生ゴミはすぐに捨てる>

腐敗した食品を好むハエにとって、生ゴミは格好の餌食です。生ゴミを長く放置しておくと、そこにハエがよってきてしまいます。生ゴミはできるだけ早く密閉し捨ててしまいましょう。

洗い物をためておくことも、生ゴミ同様にハエが寄ってくる原因になるので注意してくださいね。

 

<蓋つきのゴミ箱を使う>

ゴミ箱に、果物の皮や食べ物のカスなどを直接捨ててしまっている方もいると思います。そういったものや、密閉ができていなかった生ゴミなどにハエが寄ってくる可能性もありますので、蓋つきのゴミ箱でハエを寄せつけないようにしましょう。

その前に、食品類は密閉してから捨てることを心がけてくださいね。

 

<排水溝を掃除する>

ハエは排水溝から侵入することもあります。排水溝のゴミ受けのゴミは毎日きれいに取り除き、汚れをきれいに掃除しておきましょう。

また、パイプクリーナーなどを使って、定期的に排水管の汚れを取り除くことも必要です。

 

<ペットの排泄物はすぐに処分する>

水洗化しているトイレにハエが発生することはほとんどありませんが、ペットを飼っている場合はペットの排泄物にハエが寄ってくる可能性があります。

ペットの排泄物はすぐに処分するようにしましょう。

 

<窓やドアを開けっぱなしにしない>

出入りの際や、換気の際に窓やドアを開けっぱなしすると、ハエなどの害虫に侵入されてしまいます。

出入りの際は素早くドアを開け閉めし、換気の際には網戸を必ず閉めておきましょう。

網戸は古くなってくると、ハエが侵入できる程度の隙間ができていることがあります。定期的にチェックして、必要に応じて隙間テープなどでカバーしましょう。

 

3. ハエを駆除する方法

目の前にハエが現れた場合など、ハエが発生してしまった後の駆除方法をご紹介します。

 

<殺虫剤を使う>

目の前の現れたハエを確実に仕留めるには、殺虫剤の使用が効果的です。

 

<消臭スプレーやアルコールスプレーを使う>

殺虫剤を使用したくない場合には、実は消臭スプレーが効果的です。消臭スプレーには界面活性剤が含まれているため、吹きかけられたハエは呼吸ができなくなり窒息するのです。キッチンなどの場合は、アルコールスプレーでもハエを退治する効果が期待できます。

 

<粘着シートで捕獲する>

ハエ捕りリボンや粘着シートを使って、捕獲する方法です。殺虫成分が含まれていないため子供やペットがいるご家庭でも安心して使用できます。

ハエが飛びやすい1.5m2mの高さあたりに吊るすとより効果的です。

捕獲できたら、そのまま捨てるだけで良いので後処理も楽だといえます。

 

<めんつゆトラップで捕獲する>

ハエの好むめんつゆの匂いで誘引し、捕獲・駆除する方法です。

不要になったプラスチック容器やペットボトルの底を切り取ったものに、めんつゆと水を11で入れます(容器にもよりますが、1cm程度ずつが目安です)。

そこに界面活性剤が含まれている食器用洗剤を数滴たらし、キッチンなどハエが発生しているところに置いておきます。

めんつゆの匂いに引き寄せられたハエが、界面活性剤によって呼吸ができなくなり窒息することで退治できます。

めんつゆがない場合は、お酢でも代用できますよ。

 

4.まとめ

人間を直接噛んだり刺したりはしなくても、O-157などの病原菌を媒介することの多いハエは、すぐにでも駆除しなければならない害虫だといえます。

発生する頻度は減っているものの、一度発生すると繁殖力も強く、大量発生につながる可能性が高いです。

ゴミやペットの排泄物の処理などに気を付けていても、なかなかハエがいなくならないと感じる場合は、一度専門の駆除業者に相談してみてくださいね。

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