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カツオブシムシの駆除方法!個人ができる対策と業者に依頼できる駆除作業

この記事を書いた人:坂田 和徳

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この道34 年で施工実績30,000 件以上の職人社長!
ゴキブリ・シロアリ・ネズミ駆除の専門家。
徹底的な調査とヒアリングによって他業者様には難しい案件も多数請負。
害虫駆除に加え経営・集客に関するアドバイスも可能。

こんにちは。バックスの坂田です。

カツオブシムシは動物性の繊維で作られた衣類などを食べてしまう害虫です。その名の通りカツオブシを好み、その他にも煮干し、粉ミルク、ペットフードなども食べてしまう食害虫でもあります。実は成虫は花粉や蜜などを食べて生きていて、こうした被害を及ぼすのは幼虫のみなのですが、この幼虫が飢餓状態でも生きられるという特徴があり、繁殖力が強いのが厄介な点です。

そこで今回は、カツオブシムシの特徴と被害から、個人でできる予防・駆除方法、業者に依頼できる駆除作業に至るまで、徹底的にご紹介します!

 

カツオブシムシの特徴と被害

 

カツオブシムシの特徴

 

カツオブシムシは、甲虫目カブトムシ亜目カツオブシムシ科の昆虫の総称です。カツオブシを好むことから、この名がつきました。

日本では、主に 「ヒメマルカツオブシムシ」と「ヒメカツオブシムシ」の2種類が生息していて、成虫はキク科の植物に、幼虫はタンスやクローゼットに潜んでいることが多いです。成虫の活動が活発になるのは、5月〜6月頃です。幼虫は3月〜8月に活動が活発になりますが、ほとんど年中活動しています。

成虫は花の蜜や花粉を、幼虫はカツオブシ、その他煮干しなどの動物性乾燥食品、繊維(ウールやカシミア、絹、麻など)、毛皮や動物標本などを餌とします。

 

 

ヒメマルカツオブシムシ

・成虫

体長:2.5~3mm

体色:白と茶色のまだら模様

体は短い楕円形で厚みがあり、背面は鱗状の毛が全体に生えています。

触角は短く、先端は棍棒状になっています。

・幼虫

体長:4~5mm(終齢幼虫)

体色:茶色っぽい体に黒っぽい毛

太めの円筒形で、胸部の三対の足がついています。体全体に短い毛が密生していて、尾の部分には槍状毛(そうじょうもう)と呼ばれる長い毛の束があります。毒はありませんが鋭く、アリが刺されて命を落とすこともあります。刺激を与えると、毛を広げて威嚇するので注意が必要です。

 

ヒメカツオブシムシ

・成虫

体長:3.5~5.5mm

体色:黒色

やや細めの楕円形をしていて、毛が全体に生えています。

触角は短く、先端は、メスは棍棒状に、オスは末端3節が太くなっています。

・幼虫

体長:7~10mm(終齢幼虫)

体色:赤褐色の毛

太めの円筒形で、胸部の三対の足がついています。体全体に赤褐色の短い毛が密生していて、ヒメマルカツオブシムシと同様に尾の部分には槍状毛(そうじょうもう)と呼ばれる長い毛の束があります。

 

 

カツオブシムシによる被害

 

成虫は明るいところや白い物好む傾向にあり、白っぽい洗濯物や白っぽい衣類についてしまうことが多いです。

幼虫は薄暗いところを好み、カツオブシ、その他煮干しなどの動物性乾燥食品、繊維(ウールやカシミア、絹、麻など)、毛皮などを餌とするので、食品や衣類を食べられるという被害が発生します。噛む力が強いので、乾燥食品がきちんと包装されていても、それを破って中に入ることもあります。特に紙の包装紙は被害に遭いやすいです。動物性繊維を食べるので化学繊維のものは大丈夫ですが、衣類以外にもクッションやカーペットなどにウールなどの動物性繊維が使われている場合は注意が必要です。ただし、化学繊維のものでも、食べこぼしや、皮脂や汗などの汚れがついたまま収納していると被害に遭うことがあります。

 

繁殖能力が強く、特に幼虫の生命力が非常に強いため、数年前に飛来したカツオブシムシの卵が幼虫に成長して出現することもあるのです。

成虫の寿命は30~50日程度で、成虫になって10日程度の間に、ヒメマルカツオブシムシの場合は20個~100個、ヒメカツオブシムシ場合は40個~90個もの卵を、薄暗いクローゼットやタンスの奥や衣服に産みつけます。卵は10〜30日で孵化し、幼虫期間は300日程度と非常に長く、7〜10回程度脱皮します。餌が十分にない時であれば、幼虫の期間を2〜3年に延ばすことが可能で、そのうち6~12ヶ月程度は飢餓状態でも生きられるという凄まじい生命力を持っています。そのため、被害が広がりやすいのです。

 

ちょっと驚く、こんなケース

動物性のものにやってくるカツオブシムシなので、剥製に大量発生することがあります。想像してみてください。恐ろしいですよ。

 

カツオブシムシに被害を受けた場合の、応急処置の手順

 

室内に入ってきてしまったカツオブシムシの成虫や繁殖してしまった幼虫の駆除方法をご紹介します。大量に発生すると駆除が難しいですが、少ない場合は自分たちでも対処できることが多いですよ。

 

殺虫剤を吹きかける

 

成虫に対して最も効果的なのは殺虫剤を吹きかけて駆除する方法です。

カツオブシムシは小さいので、近くで噴射すると飛んでいってしまいます。ある程度距離をとって噴射するようにしましょう。

薬局やホームセンターで販売されている殺虫剤で十分に効果がありますよ。

ただし、成虫を見かけることはほとんどないと思います。

 

くん煙剤・くん蒸剤で駆除する

 

一度に多くのカツオブシムシを駆除するには、くん煙剤・くん蒸剤を使用しましょう。

窓や扉、換気口などをしっかりと閉めて密閉し、クローゼットや押入れなどの衣服のある場所を開けて、煙が隅々まで行き渡るようにしっかり準備します。家電や観葉植物には煙がかからないように、使用しない部屋に移動させるか、ビニールカバーなどでカバーをしましょう

くん煙材を使うと火災報知器が作動してしまう可能性があるので、マンションなどの場合はくん蒸剤の使用がおすすめです。

ただし、衣類に潜り込んだり、クローゼットの隅に隠れているカツオブシムシの幼虫まで薬剤を行き渡らせるのは難しいかもしれません。

 

 

熱で駆除する

 

カツオブシムシは熱に弱いので、65度以上の高熱で駆除することができます。衣類などの場合は、アイロンやスチームアイロンをあてたり、コインランドリーの高熱乾燥機を利用したりして駆除しましょう。

 

 

業者が行う対策(アフターサービスまで解説)

 

衣類に穴が空いていた、煮干しなどの乾物についていた…くらいであれば、個人で駆除できると思います。業者に依頼するとすれば、大量発生した場合でしょう。

業者に依頼した場合の、一般的な対策についてご紹介します。

 

①発生源の特定

まずは発生源の特定を行います。これがわからなければ、目に見えているカツオブシ虫だけを駆除しても、またすぐに増えてしまいます。何よりもこの発生源の特定が大事であるといえるでしょう。

そのためには、現場を見ることに加えて、依頼主からしっかりと話を聞くことが重要です。

 

②発生源を取り除く

カツオブシムシの大量発生で多いのは、害獣の死骸がどこかにあるパターンです。天井裏や壁の間などに害獣の死骸が残っていれば、室内全体を駆除してもまた再発生してしまいます。特定した発生源を取り除くことが重要です。

他に多いのは、動物性の乾物が長期間放置されている場合です。いただいたお中元やお歳暮を長期間置きっぱなしにしていて、そこに発生するというパターンも多いです。

 

③薬を撒いて駆除

カツオブシムシの駆除には、ダニなどと同じように薬剤を使うのが基本です。

市販のくん煙剤よりも強い薬を空間全体に使うことになりますが、養生などの事前準備や後片付けは不要です。

 

④アフターサービス

カツオブシムシの場合は、保証期間などが設けられていない場合がほとんどです。発生源の特定もなく薬を撒いたらそれで終わりというケースもありますが、発生源が取り除かれていれば再発生は少ないです。

 

バックスではただ薬を撒いて終わりではなく、必ず発生源を特定して取り除き、カツオブシムシが出なくなるまで徹底的に駆除を行っています。

 

 

業者に頼んだ失敗例

 

カツオブシムシの駆除は薬剤による駆除が一般的なので、どこに頼んでも一緒だと思われがちですが、そんなことはありません。

他の業者に頼んで失敗し、バックスにきてくださったお客様の事例をご紹介します。失敗例を知り、確実で無駄のないカツオブシムシの防除・駆除をしてくれる業者選びの参考にしてください。

 

 

原因特定してくれない・特定できない。発生源がわからず再発生!

 

そもそも、ただ薬を撒いて終わりという業者があり、それでは目の前にいるカツオブシムシは一時的にはいなくなるかもしれませんが、原因が取り除かれず再発生してしまいます。その他、原因を特定しようとはしてくれているものの、それが不十分でまた再発生してしまうケースもあります。

少なくとも薬を撒くだけではなく、原因を特定してくれる業者に依頼するようにしましょう。

 

 

動物の死骸があるのはわかったが…駆除できない

 

動物の死骸が天井裏や床下、壁の中などにあり、それが発生源となることがあります。薬を撒くだけなら比較的簡単ですが、こうした動物の死骸を駆除するのは大変です。発見はできても駆除に対応していないケースや、そもそも発見できずにそのままになってしまうことがあります。

依頼する側としても、ただ薬を撒いてくれたらいいと思うのではなく、原因までしっかりと取り除いてくれる経験とスキルのある業者に依頼しようという気持ちを持っておくことも必要ですね。

 

おおよその見積もり

 

3LDK〜4LDK程度の住宅の場合、大手は8万円程度〜、中堅は5万円程度〜が相場でしょう。

 

バックスでも3LDK〜4LDK程度の住宅であれば5万円程度〜で駆除作業を行っております。

またバックスでは、防除・駆除効果に自信を持っていますので、100%防除・駆除できなかった場合には費用をいただいておりません!

 

個人でできる予防策

 

 

衣類や食品に被害を与えるのはカツオブシムシの幼虫ですが、それ防ぐにはまず成虫を室内に侵入させないことが重要です。その上で幼虫に対する予防策も行いましょう!発生してしまうと駆除が大変なので、防除が大切ですよ!

 

 

洗濯物を取り込む時に確認する

 

カツオブシムシは、洗濯物にくっついて室内に入ってきてしまうことが多いです。取り込む時にカツオブシムシがついていないか確認しましょう。白っぽいものにつきやすいので、小さい虫ですがよく見ると発見することができるでしょう。

5〜6月は部屋干しにしておくという選択肢もあります。

 

外出先から帰ってきた時に確認する

 

カツオブシムシは、着ている衣服にくっついて室内に入ってきてしまうことがあります。活動が活発な時期には、室内に入る時にカツオブシムシがついていないか確認しましょう。洗濯物同様に白っぽいものにつきやすいので、淡い色合いの服を着ている日は特に注意が必要です。

自然の多い場所に出掛けた時には、帰ってきたらすぐに衣服を脱ぎ、洗濯をしてしまうと安心です。

 

キク科の植物を置かない

 

カツオブシムシは、マーガレットやヒメジョオンなどのキク科の植物を好みます。庭先に植えないのはもちろんのこと、切り花や生花を購入する時にも注意が必要です。

 

防虫剤を設置する

 

まだ目の前に現れていなくても、衣類を守るためにナフタリン系の防虫剤を必ず設置するようにしましょう。時間が経つと効果がなくなってしまうので、定期的に取り替えるのも忘れないようにしてください。ある程度密閉性のあるケースに収納した上で防虫剤を設置すると、さらに効果的です。

 

食品は密閉して保管する

 

カツオブシや煮干しなどの乾燥食品は、密閉容器に入れて保管するようにしましょう。封をしっかり閉めただけでは、包装を破って侵入してしまう可能性があります。特に紙類の包装紙はあぶないです。

 

食品は冷蔵庫に

 

食品を冷蔵庫で保管するのも効果的です。封を開けた粉物の袋などは、冷蔵庫に入れておくと良いと思います。密閉されていますし、温度が低くカツオブシムシは住むことができません。万が一すでに発生していても、冷蔵庫の環境では死んでしまいます。

 

古い食品はさっさと処分する

 

古い食品をいつまでも置いておくと、そこに発生するリスクがあります。乾物などは賞味期限が長いこともあり、つい放置してしまいがちですが、定期的にチェックをして処分するようにしましょう。

 

 

まとめ

 

カツオブシムシの幼虫は生命力が強く、一度駆除できたと思っても時間が経ってからまた発生することもあり、大量に発生すると素人が完全に駆除するのは難しいといわれています。そうこうしている間に、大切な衣類を食べられてしまったらとても悲しいですよね…。

衣類や食品に被害が確認できた場合、カツオブシムシを見かけた場合などには、これ以上被害がでる前に、プロの害虫駆除業者に相談してみてくださいね。

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