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新築でも必要!入居前&引越し後すぐにやるべきゴキブリ対策
この記事を書いた人:坂田 和徳
この道34 年で施工実績30,000 件以上の職人社長!
ゴキブリ・シロアリ・ネズミ駆除の専門家。
徹底的な調査とヒアリングによって他業者様には難しい案件も多数請負。
害虫駆除に加え経営・集客に関するアドバイスも可能。
新しい家に引っ越すことになると、引越しの準備をしたり、新しい家具や家電を購入したり、各種手続きの準備をしたりと、やらなければならないことはたくさんあります。そこに是非加えていただきたいのが、入居前&引越し後のゴキブリ対策です。
新築の家や、ハウスクリーニングが終わった後の家ならゴキブリはいないと考えるのは少し早いです!それに、部屋に何もない状態のタイミングだからこそ、しっかりとゴキブリ駆除対策ができるという面もあります。
そこで今回は、入居前&引越し後すぐにやるべきゴキブリ対策についてご紹介します。
【新築でも安心できない!新しい家にゴキブリが発生するワケ】
新築の家や、業者によってきれいにクリーニングされた家には、ゴキブリは発生しないような気がしますよね。確かに、長年住んだ家と比べると少なくはありますが、全くいなくなるほど、ゴキブリの生命力は甘いものではありません。
ゴキブリが新しい家にいるワケをご紹介しましょう。
<新しい家にも隙間がある>
ゴキブリは隙間があれば侵入してきます。中古物件であれば、リフォームなどでは修繕し切れていない老朽化した部分があるかもしれませんし、新築であっても排水口という侵入口が開かれています。特に排水口は、人が住んでいない間は水が流れることがないので、ゴキブリが侵入しやすい状態になっているのです。
<完全に埃などを0にするのは難しい>
ハウスクリーニングが終わった後であっても、完全に埃などを0にすることは難しいです。キッチンや備え付けの家具などの隙間に卵を産み付けられていることもあります。
戸建てであれば、周辺の植物などが餌となる可能性もあります。
<無人の期間がある>
ゴキブリは暗くて湿度があり、人の気配のないところを好みます。入居前の家は無人なので、暗くて湿気がたまりやすく、人の気配はありません。侵入に成功できれば、ゴキブリにとってとても快適な環境で過ごすことができるのです。人の出入りのない期間が長ければ長いほど、ゴキブリが侵入してくるリスクは高くなります。
<周辺環境の影響>
新しい家自体がどんなにきれいになっていても、周辺の環境によってゴキブリが発生する可能性があります。
近隣に飲食店やコンビニエンスストアがあればゴキブリが発生する可能性は高いですし、そうではなくてもゴミ捨て場や公園などにもゴキブリは集まってくるので安心はできません。近隣の住民の家にゴキブリが住みついていることもあります。
そのほか、近隣でゴキブリの駆除を行った家があれば、住処を失ったゴキブリが新しい居場所を求めて移動してくるという可能性もあります。
<ダンボールから発生>
ダンボールは適度な水分が含まれており暖かいことから、ゴキブリが好む環境です。引っ越しの際にはダンボールに荷物を詰めますし、新しい家具や家電が段ボールに入って運ばれてくることもあるでしょう。中に潜んでいる可能性もあれば、ダンボールの隙間に卵が産み付けられていることもあります。
引っ越し後のダンボールはすぐに荷解きをして処分してください。
【入居前にやっておきたいゴキブリ対策】
荷物搬入前のタイミングは、生活が始まってからではなかなか行き渡らないところまで殺虫成分を届かせることができるチャンス!
お部屋に何もない状態でやっておきたいゴキブリ対策をご紹介します!
<くん煙剤タイプのゴキブリ駆除剤を使う>
引越し前に、くん煙剤タイプのゴキブリ駆除剤を使用しておきましょう。
くん煙剤タイプの駆除剤は、簡単に隅々にまで煙を行き渡らせることができてとても便利ですが、家具や家電、観葉植物などを保護しなければならないというデメリットがあります。また、家具などがあることで、煙が行き渡りにくいエリアができてしまうという面もあります。しかし、引越し前であればこうしたデメリットを感じることなく、くん煙剤タイプの駆除剤を使ってゴキブリ対策を行うことができるのです。
こうした駆除剤では、ゴキブリ以外のダニなどの害虫の駆除もできるので、より気持ちよく新生活をスタートできますよ。
家具などの保護は必要ありませんが、火災報知器をカバーしておく必要はあるので、忘れないようにしましょう。
<毒餌タイプの駆除剤を設置する>
毒餌タイプの駆除剤を設置も、荷物を入れる前に設置しておくと楽です。必ずしも引越し前である必要はありませんが、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電の裏、シンクの下などは、先に設置しておいた方が効率は良いでしょう。
<ゴキブリの侵入経路を塞いでおく>
ゴキブリは、小さな隙間から侵入してきます。普段の生活ではあまり気にしていないような隙間から侵入することもありますし、家具を設置してからでは、さらに隙間が目につきにくくなってしまいます。
そこで、引越し前にゴキブリの侵入経路となりそうなところはないか、徹底的に確認し、その穴を塞いでおきましょう。
チェックするべきポイントは以下の3つです。
・エアコンのドレーンホース
専用のキャップを使っても良いですし、ストッキングをかぶせるという方法もありますよ。
・排水ホースなどの通る穴の隙間
排水やエアコンのホースを通すために穴が空いています。その部分に隙間があることがあり、そこからゴキブリが入ってきてしまいます。引越し前の物がないうちに防水機能のあるパテなどで隙間を埋めておきましょう。
・通気口
風を通すために設置されている通気口も、ゴキブリの侵入口になります。引越し後は家具などで隠れてしまい存在を忘れがちなので、外側からフィルターを貼っておきましょう。害虫の侵入だけでなく、花粉やほこり、排気ガスの汚れなどの侵入も防ぐことができます。交通量の多いエリアの場合は、あっという間に真っ黒になってしまいますので、目が詰まる前の張り替えを心がけてください。
【引越し後も抜かりなく!やっておきたいゴキブリ対策】
入居前にゴキブリ対策を行っておけば一安心ですが、引越し後にもう一手間かけておきましょう!
<くん煙剤タイプのゴキブリ駆除剤をもう一度使う>
家具や観葉植物などを保護する手間はかかりますが、できれば引越しから3週間目に、もう一度くん煙剤タイプのゴキブリ駆除剤を使いましょう。
搬入した段ボールやその他の荷物、家具や家電などにゴキブリが潜んでいたり、卵がついていたりする可能性があり、そこから繁殖するのを防ぐにはもう一度くん煙剤タイプのゴキブリ駆除剤を使うのが効果的なのです。卵が孵化する前に、ゴキブリをやっつけてしまいましょう。
<毒餌タイプの駆除剤の設置をもう一度チェック!>
引越し前に毒餌タイプの駆除剤を設置していても、もう一度設置漏れがないか確認してください。家具や家電の裏、シンクの下以外にも、玄関近くや窓際、ベランダなどにも設置しておきましょう。
また、設置した場所と期限を忘れないようにメモしておきましょう。毒餌タイプのゴキブリ駆除剤には使用期限があり、それを超えると効果が薄くなってしまいます。使用期限前でも、ホコリだらけになっている場合は取り替えるようにしましょう。
【最後に】
せっかく新しい家に引っ越してきたのに、ゴキブリと遭遇してしまっては気持ちよく生活できなくなってしまいますよね。新築であっても油断せずしっかりとゴキブリ対策をしておくことで、限りなくゴキブリとの遭遇率を下げることができます。
とはいえ、害虫の発生は周囲の環境も大きく環境します。自分たちだけの対策では不安な場合や、もっと本格的に駆除対策をしたい場合などは、一度プロの害虫駆除業者に相談してみてくださいね。